冒頭、「鳥取県サイバーセキュリティ対策ネットワーク」事務局代表が挨拶を行った後、各会員の紹介、ネットワークの設立趣旨等の説明、設置要綱及び行動計画の策定を行いました。

　また、今後のネットワークの活動にあたり、対処能力向上、人材育成、啓発・教育の３つの専門分科会を設置し、それぞれの活動テーマについて協議を行いました。

　協議終了後、警察本部員による「サイバーセキュリティ対策」研修を行い、二段階認証などのセキュリティ対策について知識を深めました。

　平成28年5月20日、人材育成分科会の活動の一環として人材育成セミナーを開催し、独立行政法人情報処理推進機構（IPA）職員を講師として、「組織の情報セキュリティ対策」をテーマとした講演を聴講しました。

セミナーでは、ネットワーク会員の連絡網を通じて広く聴講者を募り、地元中小企業の社員、自治体職員、学校教諭等、多くの方に聴講していただき、情報セキュリティ対策の必要性について意識を高めました。

対処能力向上、啓発・教育分科会の合同専門分科会を開催し、各種マニュアル制作に向けた協議を行いました。

今回は、「カフェ」で行うようなオープンで自由な会話をコンセプトとして、各グループに分かれて自由に意見交換を行う、「ワールドカフェ方式」による協議を実施し、活発な意見交換を行いました。

　県東部の企業174社を対象に情報セキュリティに関するアンケート調査を実施しました。
　大半の企業が情報セキュリティ対策の必要性を認識しているものの、約４割の企業で専門部署や担当者が未設置であることが分かりました。
　アンケートに御協力いただきました企業の皆様方には、この場をお借りして御礼申し上げます。

調査対象期間

　平成28年9月5日(月)～同月30日(金)

調査対象

　(一社)鳥取県情報産業協会、(一社)鳥取県法人会連合会、鳥取県商工会議所連合会、鳥取県経済同友会に加入する鳥取県内企業174社

形式・集計概要

　選択式のアンケート(全38問)に対し、無記名による回答

　アンケート送付数：174　回答数：110　(回答率63.2%)