2022年(令和4年)

■ 令和4年2月9日 IPA「ひろげよう情報モラル・セキュリティコンクール」

■ 令和4年3月1日「インターネット安全利用関連資料集2022」の制作

■ 令和4年3月2日「第7回鳥取県サイバーセキュリティ対策ネットワーク総会」開催

令和4年2月9日 IPA「ひろげよう情報モラル・セキュリティコンクール」

 IPA(独立行政法人情報処理推進機構)が、毎年、情報モラル・セキュリティの大切さをテーマにした「標語」「ポスター」「4コマ漫画」作品などを全国の児童・生徒・学生の皆様から募集する「ひろげよう情報モラル・セキュリティコンクール」の2021年度受賞作品が決定しました。

 鳥取県サイバーセキュリティ対策ネットワーク及び鳥取県警察本部におきましても、鳥取県内の応募作品の中からでそれぞれ優秀作品を各部門1作品(合計6作品)を選出して表彰します。受賞者の皆様、おめでとうございます。
 優秀賞の授賞式につきましては、新型コロナウイルス感染防止対策のため、残念ながら中止とさせていただきますが、優秀賞受賞作品ポスターを県内の各小中高等学校、公共交通機関等に配付して掲示させていただきます。
 応募していただきました児童・生徒・学生の皆様、情報セキュリティ教育に積極的に取り組んでいただいている学校関係者の皆様、ご協力をいただき、ありがとうございました。

標語部門(鳥取県立鳥取西高等学校1年)
 鳥取県警察本部生活安全部長賞         向山  健 さん
 鳥取県サイバーセキュリティ対策ネットワーク賞 田中 ゆら さん

ポスター部門(鳥取県立鳥取湖陵高等学校3年)
 鳥取県警察本部生活安全部長賞         岸本
純哉 さん
 鳥取県サイバーセキュリティ対策ネットワーク賞 太田
弓葉 さん

4コマ漫画部門(倉吉市立鴨川中学校2年
 鳥取県警察本部生活安全部長賞         
小椋 柚季 さん
 鳥取県サイバーセキュリティ対策ネットワーク賞 
世瀬 紅葉 さん

令和4年31「インターネット安全利用関連資料集2022」の制作

 令和3年度の啓発・教育分科会では、鳥取県内で発出されているインターネット安全利用等に関する様々なチラシ、ポスターなどをとりまとめた「インターネット安全利用関連資料集2022」を完成させました。
 
毎年恒例となりました資料集制作も今回で4回目となりました。
 過去3回は、内閣サイバーセキュリティセンター(NISC)が発行する安全安心ハンドブックシリーズ「
インターネットの安全・安心ハンドブック」(平成30年度)、「小さな中小企業とNPO向け情報セキュリティハンドブック」(令和元年度)、「サイバーセキュリティ関係法令Q&Aハンドブック」(令和2年度)の各使用承諾をそれぞれ得て、ひとつのPDFファイルとして組み込んで制作していました。
 今回は、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が毎年発行しておられる「情報セキュリティ10大脅威」の使用承諾を得ることができたことから、今年度の資料と組み合わせることで実現しました。印刷して利用することはもちろん、PDFファイルでは、しおり機能により目的のページへ素早く移動できる機能、キーワードによる検索機能などが有効となっておりますので、パソコンやスマートフォン等に保存してご利用するなど、これまでどおり、様々な活用方法でお使いいただけます。県民の皆様にとって利便性の向上、普及の促進を図り、安全性を高める資料集となっておりますので、ご活用下さい。

内容

・「情報セキュリティ10大脅威2022」(IPA)
・サイバーセキュリティ関連情報(鳥取県警察本部サイバー犯罪対策課)
・サイバーセキュリティ対策啓発チラシ(鳥取県警察本部サイバー犯罪対策課)
  資料 ブラウザ通知機能を悪用した手口に注意!
  資料 暗号資産を要求する脅迫メールに注意
  資料 警察庁をかたる不審サイト、不審メールに注意!
  資料 マルウェア「Emotet(エモテット)」感染事案発生!
・インターネット安全利用啓発まんが(鳥取県警察本部サイバー犯罪対策課)
  啓発まんが スマホのセキュリティ対策5つのポイント
  啓発まんが 偽ショートメッセージにダマされないで!
・資料 「うちの子は大丈夫!」そう思っていませんか?(鳥取県警察本部)
・令和3年度「電子メディアとの付き合い方学習ノート(シート)」の活用について
  【小学校1~3年生向け】電子メディアとの付き合い方[学習ノートA]
  【小学校4~6年生向け】電子メディアとの付き合い方[学習ノートB]
  【中学生・高校生向け】電子メディアとの付き合い方[学習ノートC]
             (以上 鳥取県教育委員会事務局社会教育課)
・鳥取県サイバーセキュリティ対策ネットワーク活動ダイジェスト版(ホームページ・ブログ)
  セキュリティ講演の開催
  とりのからあげコンテスト
  対処能力向上分科会の開催
             (以上 鳥取県サイバーセキュリティ対策ネットワーク)
・ポスター SNSトラブルから子どもを守る合言葉 とりのからあげ
      (鳥取看護大学・鳥取短期大学 鳥取県警察サイバー防犯ボランティア)
・ポスター IPA「ひろげよう情報モラル・セキュリティコンクール」2021優秀賞受賞作品
                     (鳥取県警察本部サイバー犯罪対策課)

インターネット安全利用関連資料集2022 

令和4年3月2日「第7回鳥取県サイバーセキュリティ対策ネットワーク総会」開催

 令3年度の総会は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、完全オンライン形式でのリモート開催となりました。 まず、鳥取県警察本部前田生活安全部長による事務局挨拶の後、今年度から新たに学術機関会員となられた米子工業高等専門学校倉田教授からご挨拶をいただき、その後、事務局から今年度の活動状況について報告を行いました。

 本年度から鳥取県において、GIGAスクール構想が本格的にスタートしたことに伴い、当ネットワークでは、青少年育成鳥取県民会議主催のSNSトラブル防止標語『とりのからあげ』ポスター・動画コンテスト、IPA(独立行政法人情報処理推進機構)主催の『ひろげよう情報モラル・セキュリティコンクール』ポスター・標語・4コマ漫画コンクールにそれぞれ参画し、青少年がインターネットを利用して犯罪被害に巻き込まれないための広報啓発活動を産学官が地域と一体となって盛り上げました。 また、コロナ禍におけるネットワーク活動基盤として運営している公式ポータルサイト・ブログのほか、新たにYouTubeチャンネルを本格始動させたことにより、インターネットを活用した動画配信等による情報共有体制を拡充しました。さらに、毎年恒例となる「インターネット安全利用関連資料集2022」の制作では、IPAの10大脅威とのコラボが実現したことなど、今年度は、大変、充実した活動となりました。

総会の拠点会場となる鳥取県警察本部会議室

活動状況等の報告を行う事務局

ビデオ会議システム(GoogleMeet)によるオンライン会議の状況

別会場となる生活安全部長室から挨拶を行う前田生活安全部長

活動状況等の報告を行う事務局

 会議後半は、検討事項として、現在、国内でも医療機関、中小企業等に対するランサムウェア、エモテットなどのコンピュータウイルスによるサイバー攻撃が社会問題となっていることに伴、公益社団法人鳥取県医師会様のネットワークの新規加入に関して協議について、また、今後の新型コロナウイルス感染症拡大の影響におけるネットワーク活動の取組み事項について、それぞれ意見交換等を行いました。

 鳥取県内におきましても、サイバー空間における脅威は極めて深刻な状況であり、県民の皆様方が安全で安心してインターネットを利用することができる環境を構築していくためには、産業団体、学術機関、官公庁による産学官の連携強化が、ますます重要となります。加速する時代の変化の中、さらなる対処能力向上、人材育成、啓発教育などの各種活動を実施していくことで意見が一致しました。